食べ残しゼロ推進店舗

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認定店に聞きました!Vol.18

下京区/その他

ベッセルホテルカンパーナ京都五条

京都市下京区東洞院通五条下る下万寿寺町498番地
TEL:075(353)1000
営業時間等はHPから確認を

店舗紹介

地下鉄「五条」駅徒歩1分のところにある「ベッセルホテルカンパーナ 京都五条」です。 落ち着いたデザインの客室、広々とした和の空間が広がる大浴場や朝食ビュッフェなどが充実し、観光やビジネスの拠点として、日々たくさんのお客さんが訪れるそう。 朝食ビュッフェは京都のおばんざい。 食材へのこだわりは強く、南禅寺豆腐、西田養鶏場の卵「京地玉」、松野醤油、西京味噌、小川珈琲のコーヒーなど、地元のおいしいものをふんだんに取り入れて、和洋の料理を提供されています。

写真提供/ベッセルホテルカンパーナ 京都五条

SDGsの取り組みから食品ロス削減を

ホテルの入り口には和を感じる飾り付けと共に、数々のアメニティが並んでいました。こちらではSDGsの取り組みとして、お部屋にアメニティを置かず、お客さんが自ら選んで取るシステムになっているそう。

歯ブラシや髭剃りなど

アメニティは必要な分だけを

またウォーターサーバーやポットがフロアに設置されており、お客さんが自分でお部屋に水を持っていくことでペットボトルなどのプラスチックごみを出さない工夫もされています。

不要なものを極力無くしていこうという意識の高さが印象的なこちらのホテル。毎月7の付く日には従業員がホテルの周辺の清掃活動もされているとのこと。地域に貢献する活動として、ずっと継続されています。そのようなお話を伺い、とても素晴らしい取り組みであると感じました。

このような背景から「食品に対してもロスを無くしていきたい」という気持ちが生まれ、食品ロス削減に力を入れるようになったそうです。

フードシェアリングサービスへの出品で、食品ロスを6割削減

具体的な取り組みとして行われていることは、「TABETE(タベテ)」への出品です。 TABETEは「食品ロス」削減のためのフードシェアリングサービス。飲食店などで出てしまう「売り切るのが難いけれど、まだおいしく食べられる食品」を無駄にしないよう、お客さんに呼びかけるというサービスです。

TABETEのアプリには、こうした「まだおいしく食べられる食品」が格安で出品されており、私たち利用者はそれを購入し、受け取る(レスキューする)ことができる仕組みになっています。

そのアプリに、ベッセルホテルカンパーナ 京都五条さんも出品。朝食ビュッフェで残った食材を活用したお弁当を作り、まずは従業員に向けて販売。そして一般の方向けにも毎日7~8個の「はんなり弁当」として販売し、食品ロスの削減に繋げています。

下の写真は、実際のアプリ画面です。

日によってはたくさん量が入っているものもあり、内容によって値段は250円から450円ほど(変動あり)。カレーやヨーグルト、デザートなどもあるようで、非常に魅力的な詰め合わせばかりです。

写真奥のカレーは250円、手前のサラダ付きのお弁当は450円など(その日により内容・価格等、変動あり)

販売時間は、朝食ビュッフェが終了した午前10時過ぎ頃から午後0時50分まで。受け取りは11時頃から13時まで。時間内にホテルに来館して受け取ることができる周辺住民や、近くで働く人などに向けての販売だそう。

出品するようになってからほぼ毎日完売、開始前に比べて食品ロスが6割削減したそうです。リピーターもいて、すぐに売り切れるとのこと。ホテルのおいしい料理を無駄なくいただけて、食品ロスが出ないこの仕組みはとても画期的だと感じました。

■TABETE公式サイト
https://tabete.me/

食品ロスを出さない仕組みを日々、試行錯誤

TABETEを活用する以前にも、なるべく食品ロスを減らそうと日々取り組まれていたとのこと。例えば欧米の方がたくさん宿泊される際はパンなどの洋食を多めに作ったりと、利用者の国籍に合わせて食べ残しが発生しない調理の工夫もされています。

「今後も現状の取り組みを続けながら、ほかにも食品ロスを無くす取り組みがあれば積極的に取り入れていきたい」と、副支配人のアンドレア マルキオレットさん。ホテルでの取り組みや利用者の様子、食品ロスに対する考えをとても温かく優しい雰囲気で丁寧に教えてくださいました。そして常に食材を無駄にすることなく、より良いものを提供していこうという熱い想いを感じました。

アンドレア マルキオレットさん

残さないこと 工夫を心がけること

食品ロスを減らし、必要な方に届けていく「はんなり弁当」は、とても効率的な取り組みで素晴らしいものだと感じます。ロスを出さないように意識して作り、残った食材も無駄なく循環させていくという取り組みは、従業員もお客さん側も食品ロスについて深く考えるきっかけになると思いました。

日常の生活でも食べられるものを無駄なくおいしくいただくことは大切

私自身も以前実践した「家庭での食品ロス削減レポート」を通して、日々無駄に買って残してしまっていることを実感したところでした。

食品ロスを出さないようにまずはしっかりと意識して買い、料理を作ること。そして期限切れになる前に工夫(粉類などは焼いて冷凍にまわしておやつにするなど)をして、買ったからには責任を持って使い、食べること。今回の取材を通して、改めて心がけていきたいと思いました。

(取材者:「LIVING kyoto WEB」WEBフレンド taesan)

これからも食べ残しゼロを目指してがんばってください!
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