2021.01.28(コラム)節分の「恵方巻き」と食品ロス
今年2021年(令和3年)の節分は、昨年までの2月3日から変わって2月2日です。節分が2月2日になるのはなんと124年ぶりとのこと。
節分に「恵方巻き」(太巻き)を縁起の良い方角を向いてまるかぶり。昔は大阪の風習だったように記憶しているのですが、いまやすっかり全国的なものになりました。
その一方で、「恵方巻き」が食品ロスとして、節分後にお店から大量に廃棄されることが問題に……。
そこで、2019年に国が「恵方巻き」の廃棄の削減を呼びかけたところ、約9割の小売業者で前年より廃棄率が改善したそうです!
(https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/kankyoi/200117.html)
小売業者の工夫としては、「時間帯別製造計画の策定」「売れ行きに応じた店内製造の調節」「ハーフサイズの品揃えの増加」「予約販売の強化」など。
昨年2020年からは、農林水産省が「恵方巻き」のロス削減に取り組む小売事業者用にイラストのような消費者向けPR資材を提供するほか、取り組む事業者名を公表してアピールしています。今年2021年も行うとのことです。
「恵方巻き」については、いろいろと皆さんお考えがあると思いますが、「恵方巻き」をきっかけに家庭とお店の「食品ロス」について考え、購買行動に生かしていただければ幸いです。
「恵方巻き」、我が家では調理時間の時短につながる「働き方(?)改革」に役立ててます。消費期限内であれば翌日も…?
(小売事業者のみなさまへ)
「恵方巻き」ロス削減の消費者向けPR資材や、事業者名公表については、以下のURL(農林水産省ホームページ)にアクセスしてください。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/kisetsusyokuhin.html