循環型社会の構築に向けた食品リサイクル!!

株式会社大栄工業

概要

当社は、食品廃棄物など有機循環資源をバイオガス発電による再生エネルギーへの変換や、農業に欠かせない肥料の製造など事業活動を通じてあらゆるステークホルダー(企業活動における全ての関係者)との連携を深め循環型社会の実現を目指しています。

食品リサイクルの方法

私どものリサイクル事業の特徴は、1つの事業場にて2種の食品リサイクルが可能であるということです。
1つ目は堆肥化リサイクル。受入れた食品廃棄物と木質のチップを堆積発酵させて良質な完熟堆肥を作っています。
2つ目はメタン化リサイクル。食品廃棄物を嫌気環境(酸素の無い状態)で微生物によって分解させます。発生したバイオガスは燃えやすい気体なので、発電が可能です。現在は年間約400万kwh(一般家庭の700世帯分)の発電をしています。また、メタン発酵残渣は、肥料(液肥)として、化学肥料の代わりに利用することも可能です。

堆肥・液肥を利用した環境配慮型農業への取り組み

有機堆肥とメタン発酵消化液(液肥)を利用し、化学肥料の使用量を削減した米作りに挑戦しています。
取り組みを開始した1年目(令和3年)は、有機堆肥の有効性の有無を確認し、翌年(令和4年)、有機堆肥と元肥に液肥を利用し、化学肥料の使用を50%以下に抑えた栽培を行いました。また、この年初めて「三重の安心食材認定」を取得し、特別栽培米として地元スーパー店内で販売しました。
3年目(令和5年)では、有機堆肥と液肥を、元肥及び追肥として使用した際の肥料効果の検証を、三重県農業研究所と共同して研究を行っています。

食品リサイクルループの認定取得を一緒に目指しましょう

食品リサイクルループの認定とは、食品関連事業者、再生利用事業者(飼料または肥料の製造業者)、農林漁業者等の3者が連携し、食品循環資源を再生利用した飼料・肥料を利用して生産する農畜水産物等の利用に関する計画(再生利用事業計画)を策定した場合、その申請に基づき国が認定する制度です。
「食品関連事業者」「再生利用事業者」「農業生産者」の3者が食の循環システムを構築することで、食べ物の無駄をなくし、化学肥料や農薬を削減した環境保全型農業に取り組み、持続可能な社会の実現を目指しましょう!

お問合せ先

担当部署名 環境・エネルギー事業部
電話番号 0595-21-0988
メールアドレス daiei@dkgr.co.jp
企業・団体
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